月の光、風が運ぶ花の香り、移り変わる空の色など、日常にある儚い美しさや悲しみのかけらをモチーフに、ガラスのオブジェや生活をささやかに彩る小物を制作しています。
私は以前4年ほど青森に住んでいました。
都市での暮らしよりずっと近く大きく感じる自然に包まれると、時間の流れや身体の輪郭もぼやけて風景のひとつになっているような感覚をもつことがあります。
そのようなひとりきりでいるときの心の動きによる純粋で本質的なものを掬い上げたいと願います。青森と今暮らしている関東をつなぐ仙台は私にとって特別な場所です。
仙台の地で作品を通して人と出会い、日々の暮らしの中で少しでも豊かな気持ちになっていただければ嬉しいです。
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神奈川県