私は” レザー”と”金属”の両方を「服飾学校」という環境の中で1年間学んできました。しかし、そのどれもが 「自分が身に着ける 」という前提での課題であり「自分ではない誰かが身に着ける」という前提で作品を作っ たことがありませんでした。しかし私がこの学科に入ってやりたかったことは「身に着けた人が楽しい気持ちになって買えるような、もしくは身に着けた人がちょっとでも元気になってもらえるような”物” を作りたい」ということであり、今 回のクラフトフェアの学生ブース出店の募集は私にとってとても魅力を感じる挑戦の場であったことから応募をさせていただきました。
作品を自分が実際に身に着けて使用してきたからこそ、便利な部分も不便な部分もさらにブラッシュアップし、今年の2月にイービーンズで5日間出店した経験を活かした作品を展開したいと考えています。今年から新たに迎えた1年生たちと共にお客様と元気に沢山 コミュニケーションを取りながら販売を行うことでイベントを盛り上げていきます。
また、レザーと金属という正反対のマテリアルをどちらも学んできた私達だからこそ、レザーを好きな人 には金属の良さを、金属を好きな人にはレザ ーの良さを知っていただけるような作品を出して行きたいと考えております。

doreme@hasekura.ac.jp

ファッション文化専門学校DOREME

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