ストローとは藁(わら)のこと。まんなかは空洞です。
穴を覗けば向こうには、数千年の昔から稲作とともに育まれた藁文化に包まれた先祖の暮らしが映るよう。
穴を覗けば向こうには、数百年先のずっと便利な未来にも藁文化が受け継がれた素敵な暮らしが映るよう。
途切れそうな今をつないで、藁の手仕事がくれるぬくもりある世界の過去と未来を結べたら、と望んでいます。
藁の文化は、地域の生きた宝です。
地域の古老たちを訪ねて学んだ知恵と技術、現代の暮らしにフィットする新たな道具、それらを紹介する展示やワークショップ等を通して、工房ストローは、藁のある風景を残していこうと思います。
四季の移ろい鮮やかな東北は山形の奥に広がるおいしいお米のまち真室川の自然のなかで。

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山形県

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