「仙台・杜の都のクラフトフェア」のような大勢の方に見て頂ける機会は、制作のモチベーションになっています。帽子制作は、材料によって手法に違いがあります。洋服のように型紙におこし、ミシン縫製する方法、木型を使用して、ラフィアやフェルトの帽子専用材料を型入れする方法、ワイヤーと帽子専用芯で立体を作る方法、ブレードと言われる材料を専用ミシンで立体に縫い上げる方法などがあり、材料の特徴を見極めて、衣服の一部としての形に仕上げていく面白さがあります。様々な技術で形にした日常的なファッションアイテムの中に、たたみ込まれた奥行きを感じて頂けるような帽子を作り続けたいと思っています。実際には、被りやすさやコーディネートの楽しさを、お伝え出来れば嬉しいです。そして、全国から集まる作家さんとお話しさせて頂くのも楽しみです。

rurimillinery@yahoo.co.jp

福島県

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